2025年8月号(QRコード・SNS用)
- 7月
- 16
25年 8月号
デジタル・トークライン
<CONTENTS>
1.[特集]:この夏、「教師力」ジャンプアップ
TOSSの幾多の実践が教える実力向上の秘訣
赤塚邦彦先生・許 鍾萬先生・林 健広先生
2.大成功の絵画工作指導
佐藤昌彦先生
3.本誌掲載論文の関連カラー画像
村野 聡先生・赤塚邦彦先生・林 健広先生・本吉伸行先生・太田政男先生
千葉雄二先生・加藤雅成先生・榎本寛之先生・白鳥友樹先生・塩谷直大先生
木原 航先生・守屋遼太郎先生・豊田雅子先生・笹野達哉先生・西田真衣子先生
日戸勇希先生・橋本 諒先生・美崎眞弓・山本潮吏先生
4.トークライン本誌PDFデータ
5.向山洋一の言葉から学ぶ教育実践~「向山洋一映像全集」より~
6.谷編集長の5min.アンサー
7.高段者が答える「私が困っていることQ&A」デジタル版!
太田政男先生「 2学期スタートのポイント 」
8.今月のサークル紹介動画
9.教育コミュニティコンテンツ
《2025年9月号のお知らせ》
2025年8月号のデジタルトークラインは2025年8月15日公開予定です!!!!
●データで確認! 本誌カラー資料&PDF●
1.[特集]:この夏、「教師力」ジャンプアップ
TOSSの幾多の実践が教える実力向上の秘訣
A あれども見えない「教師の身体性」をジャンプアップ:理科
①出された意見に子供の名前を付け授業を展開する
赤塚邦彦先生
本誌16ページの関連資料をカラーでご紹介します。
B どの子も満足する「見取りと介入の技術」をジャンプアップ:
:オンライン授業
②オンライン授業スキルを「使いこなそう」
許 鍾萬先生
本誌19ページの関連資料をカラーと動画でご紹介します。
B どの子も満足する「見取りと介入の技術」をジャンプアップ
:自由進度
③教師の短い介入が、子供の自己調整力の涵養※につながる
林 健広先生
本誌20ページの関連資料をカラーでご紹介します。
2.大成功の絵画工作指導
出会いが楽しくなる自己紹介カード
佐藤昌彦先生
本誌4、5ページ掲載の佐藤昌彦先生の関連画像をカラー画像でご紹介します。
解説は本誌をご覧ください。
3.本誌掲載論文の関連カラー画像
写真で解説!一目でわかる指導のコツ
教師の微差力
①「ボール運動対戦表」の工夫
村野 聡先生
本誌1ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介します。
写真で解説!一目でわかる指導のコツ
子供が変わる! 授業が変わる! 超凄腕 板書術・ノート術
②子供の得意、特性を生かし、
自信をもたせ、苦手なことにも挑戦させる
赤塚邦彦先生
本誌2、3ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介します。
●国算 現在進行形の教科書単元 すぐに追試できる開始15分間の発問
③1年生の国語科は、音読が最優先!
≪1年国語≫ 林 健広先生
本誌28、29ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介します。
①音読
②大事な言葉を〇で囲む
③授業の解説
●国算 現在進行形の教科書単元 すぐに追試できる開始15分間の発問
④( )を使った結合法則を先生問題で理解させる
≪2年算数≫ 本吉伸行先生
本誌30、31ページ掲載の関連資料をカラーと動画でご紹介します。
●国算 現在進行形の教科書単元 すぐに追試できる開始15分間の発問
⑤「ことわざ・故事成語」の授業
≪4年国語≫ 太田政男先生
本誌34、35ページ掲載の関連画像をご紹介します。
P34-35 太田政男QR画像1
●国算 現在進行形の教科書単元 すぐに追試できる開始15分間の発問
⑥詩をつくろう~空間的順序で景色を描写する
≪6年国語≫ 千葉雄二先生
本誌38、39ページ掲載の関連画像をご紹介します。
「基礎・基本の授業例」と「主体的・対話的で深い学びの授業例」
⑦○基礎・基本
5年「水産業」漁には、どのような方法があるか
○主体的・対話的で深い学び
5年「水産業」討論させることで学びを深める
≪5年社会≫ 加藤雅成先生
本誌40、41ページ掲載の関連画像をご紹介します。
P40 加藤雅成QR画像1
新学習指導要領対応 道徳・英語・オンラインの授業実践
○道徳6年
⑧図読法を活用したいじめ問題授業プラン
榎本寛之先生
本誌42ページ掲載の関連画像をご紹介、また、関連資料をダウンロードできます。
資料の使い方は本誌42ページをご参照ください!
↓ダウンロード(pptxファイル)こちらから↓
新学習指導要領対応 道徳・英語・オンラインの授業実践
○英語中学1年
⑨シアトル教育視察で清水楡華氏から学んだ「文法指導」
白鳥友樹先生
本誌43ページ掲載の関連画像をご紹介、また、関連資料をダウンロードできます。
資料の使い方は本誌43ページをご参照ください!
↓ダウンロード(pdfファイル)こちらから↓
新学習指導要領対応 道徳・英語・オンラインの授業実践
○子供たちがICTを文房具化するワザ12 アプリの活用方法
⑩ショートカットキーを教えよう
塩谷直大先生
本誌44ページ掲載の関連画像をご紹介します。
新学習指導要領対応 道徳・英語・オンラインの授業実践
○びを進化させるヒント 子供主体の探究とICT活用
⑪学ぶ環境を整えて、子供が主体的に学ぶ時間を増やしていこう
木原 航先生
本誌45ページ掲載の関連画像をご紹介します。
中学校でのTOSS実践
○中学校の授業実践 社会
⑫中世から近世への移り変わり
守屋遼太郎先生
本誌46ページ掲載の関連画像をご紹介します。
特別支援教育 専門家の視点 &
全国で大人気“特別支援教育の指導システム”
○医師・研究者の目から見た特別支援教育
⑬学習困難を抱える子供への支援
宮尾益知先生 構成:豊田雅子先生
本誌50ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介します。
特別支援教育 専門家の視点 &
全国で大人気“特別支援教育の指導システム”
○医療・療育現場からの発信!
安原ドクター語録から学ぶ特別支援教育
⑭神経発達症の子供たちの成長と可能性
笹野達哉先生
本誌52ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介します。
特別支援教育 専門家の視点 &
全国で大人気“特別支援教育の指導システム”
○プロが教える教室でできる手づくり教材
福田恵美子先生に学ぶ作業療法
⑮「お手合わせ」から見取る特性と対応
鈴木恭子先生 アドバイザー:福田恵美子先生
本誌53ページ掲載の関連画像をご紹介します。
働き方改革! 教師が「やりがい」と向き合うために
○仕事に役立つこのアプリ!時間短縮の仕事術
⑯多すぎる紙資料をどうするか
日戸勇希先生
本誌57ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介します。
働き方改革! 教師が「やりがい」と向き合うために
○ここを意識すると授業が変わる!凄腕教師になるためのスキル
授業技量検定D表より
⑰導入に活動を入れることで授業が変わる
橋本 諒先生
本誌58ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介します。
人気ライター トークラインだけの裏話
向山洋一の日常から学ぶ仕事術
⑱産経新聞連載から広がった教育の輪
美崎眞弓
本誌73ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介します。
人気ライター トークラインだけの裏話
教師のfabulous school life
~学校生活を彩る文具・通勤スタイル・etc.~
⑲通勤時間を有効活用
西田真衣子
本誌74ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介します。
4.トークライン本誌PDFデータ
本誌全ページのPDFデータがダウンロードできます。
2021年4月号からスマホで見やすいように1ページずつのレイアウトに変更しました!
(本誌と一部のフォントが異なります。
また、画像の解像度を低く設定しています。ご了承ください。)
閲覧・検索にどうぞご利用ください。(印刷はできません。)
こちらをクリックしてください
➡TL202508_web
●デジタル版だけの特典! 動画コンテンツ●
5.向山洋一の言葉から学ぶ教育実践
~「向山洋一映像全集」より~
気が付いたことをノートに箇条書きしていきなさい
向山洋一氏の作業に向かわせる間の取り方。
1.向山先生の指示の「間」
「写真を見て/気が付いたことを/ノートに/箇条書きにしていきなさい」
と間を開けている。
この間の取り方が子供を活動に向かわせている。
2 間を取ることによる効果
最初の「写真を見て」という言葉のあと、間があることで、
子供は自然と写真に視線を向け、何が映っているのかを探し始める。
次の「気が付いたことを」という指示のあとも少し間があることで、
子供の頭の中で「何があるんだろう」「どんなことが言えるだろう」と考えがめぐる。
そして「ノートに」という言葉の後、すぐに「箇条書きにしていきなさい」と続けることで、
生徒の意識は一気に「書く」という具体的な行動に向かう。
間を効果的に使うことで、子供は受け身ではなく、頭と体を同時に動かす
「能動的な活動」に移行することができる。
出典:映像全集第四巻「わたしたちの国土と地球」より
【デジタルチーム:日戸勇希】
本編全てを見たい!という方はコチラ→
お申し込み・お問い合わせ:TOSS教材HP
https://tosskyozai.com/?pid=
販売:株式会社教育技術研究所
製作:エンドレスポエトリー株式会社
6.谷編集長の5 min. アンサー
8月号のテーマは
『 子供の動きを「見取る」時の視点 』です。
こちらは「谷編集長の5min.アンサー」の音声配信です!
音声を聞くには、下の画像をクリックしてください。
7.高段者が答える「私が困っていることQ&A」デジタル版!(動画・音声)
本誌65ページとの連動企画!です。
8月号は太田政男先生
「 2学期スタートのポイント 」です!
こちらは「TOSS教師に聞く!Q&A」音声配信です! 音声を聞くには、下の画像をクリックしてください。
8.今月のサークル紹介動画
TOSSサマーセミナー2025
代表者:谷 和樹先生 執筆者:村上 諒先生
セミナー名:TOSSサマーセミナー
2025年8月2日開催の「TOSSサマーセミナー2025」では、
教師の「教え方改革」をテーマに、子ども一人ひとりの状態を的確に「見取り」、
適切に「介入」する技術を学びます。
多様な授業実演やその場での解説を通して、
教師の発問・指示・見取り・介入の力を高めます。
どの子も大切にする教師の腕を共に上げませんか?
是非、ご参加ください。
●教師の社会貢献活動を応援する! 教育コミュニティ●
9.教育コミュニティコンテンツ
①始めるのに遅すぎることなんかない
溝端達也先生
本誌75ページの関連資料をカラーでご紹介します。
五七歳から教員採用試験への挑戦 五九歳の初任者。
春フェス(TOSS春の教師力UPフェス)教員採用試験対策講座を受講するのは、
若い先生ばかりではない。
三〇代、四〇代で、現在一般企業で働いている方もいる。
その中の一人、関西で有名なバス会社にお勤めのAさんの年齢は、現在五八歳。
溝端よりも年上である。定年間近の年齢で、なぜ、教師を目指すのか?
Aさんはこう言った。
「もともと教員志望で採用試験を複数受験した。
しかし、志望する自治体や校種の合格を得られず、
諦めてバス会社に就職した。しかし、その間も教師になる夢を諦めきれなかった。
コロナ禍で自宅にいる時が多くなり、家族に自分の夢を話した。
すると、家族全員が応援してくれた。ここで挑戦しなければ、
一生後悔すると思い、採用試験を目指すことを決断した」
そして、春フェスで溝端と出会うことになる。
若い人たちに交じり、A氏はどんどん力を伸ばしていった。
模擬授業では、若い先生からも次々と指摘を受けていたが、
その言葉に謙虚に耳を傾けていた。
ノートをつくり、講座で指導されたことを自らまとめて溝端のところへ送ってきた。
教員採用試験講座だけでなく、
溝端のサークルTOSS春風の例会にも参加されるようになった。
① 毎週春風オンライン例会
② 月一回春風リアル対面例会
ただ参加するだけではない。模擬授業にも毎回挑戦する。
春風検定にも挑戦し、次のような成果を挙げた。
無級→三七級→三六級→三五級→三四級→三三級→三二級→三一級→三〇級。
春風だけではない。
宮城、北陸や大阪など、いろいろな所で検定に挑戦した。
その結果、二〇二五年三月現在で三〇級まで上げてきた。
A氏は私に言った。
自分には時間がない。
どうしても教員になりたくて、
藁にもすがる思いで、春風のほか、
TOSSの各講座を受講し、
多数の先生方から支援をいただいた。
TOSSに出合わなかったら今の自分はない。
本当に感謝している。
二〇二五年二月九日東京で開催された谷&長谷川セミナーでは、
セミナー模擬授業デビューした。
初めて向山洋一氏とも対面することとなった。
二年越しの挑戦で、私学高校の内定を得て、
四月から初任者として教師生活が始まる。
「今は不安しかない。だから、サークルへ行って模擬授業して
少しでも生徒のために分かりやすく、楽しい授業をしたい」
A氏は私にそう言った。
春フェスは若い先生方だけが対象ではない。
年齢や前職は関係ない。
教師を志す全ての人たちのためにあるのだ。
②大阪万博で最先端のエネルギー教育を感じよう!
万博で感じた最先端は、
エネルギーシンポジウムで学んだことばかりだった。
堂前直人先生
1.関西大阪万博にて
五月末日、大阪で行われている万国博覧会に出掛けた。
様々なパビリオンや施設を巡ったが、この場では「エネルギー」に焦点化して話題としてみたい。
一つめは、私たちがいつもエネルギーシンポジウムでお世話になっている
電気事業連合(以下、電事連)の「電力館」である。
『可能性のタマゴ』と称して、これからの可能性を秘めている発電方法が紹介されていた。
いくつか体験できるものを列挙してみよう。
① ペロブスカイト太陽電池
② 洋上風力発電
③ 音力発電
④ コンクリート発電
⑤ 振動発電
⑥ 潮力発電
⑦ 宇宙太陽光発電
私も実際にいくつか体験をしたが、一度の見学では全く見きれず、全く体験時間が足りなかった。
それほどのボリューム感である。
電事連のHPにも載っているので、もっと詳しく知りたい方は、下記のリンクを参照のこと。
2025大阪・関西万博パビリオン
「電力館 可能性のタマゴたち」
https://www.fepc.or.jp/sp/expo2025/
小学生の我が子も夢中になって楽しむことができる。
その中で、エネルギーについて考えていくことができたようだ。
(撮影:堂前)
万博会場の中でもう一つ印象的だったものがこれだ。
駐車場から会場に向かうバスの停留所の写真である。(撮影:大阪石井出氏)
屋根に太陽光パネルが設置されている。見てもらえばわかるが、従来よりも相当に薄い。
これが、どのようなものかお分かりになる方がいたら、「エネルギー通」である。
屋根の下に看板が設置されている。
ペロブスカイト太陽電池
と書かれている。
先述の電力館でも紹介されている最先端技術が実際に実用化されているのである。
このペロブスカイト太陽電池は、「塗る」「印刷する」といった方法で作られる。
その性質から、壁やガラス面といった、従来は太陽光パネルを設置できなかった場所でも
発電できるようになるといわれている「可能性のタマゴ」である。
2 最先端に触れる
さて、大阪万博でエネルギーについての学びを深めることができたわけだが、
実は、そのどれもが「聞いたことのあるもの」だった。
どこで聞いたのか。
毎年全国で開催されているエネルギー教育シンポジウムである。
https://giga-iee-edu.com/symposium/
専門家の先生からの講演はもちろんのこと、
各都道府県の予選を勝ち抜いた先生方の授業からも多くを学ぶことができるセミナーである。
(ちなみに、ペロブスカイト太陽電池は、昨年度の全国大会でも授業のテーマになっていた)
誤解を恐れずに言えば、このセミナーでは、万博で紹介されるレベルの最先端技術や重要課題を
「無料で」「興味の幅を超えて」「自宅から」学ぶことができるのである。
今年度も、全国各地で開催が予定されている。ぜひ、お越しいただきたい。
◇◆◇◆エネルギー教育シンポジウム2025◇◆◇◆
◆資料代 無料
◆開催時間 ハイブリッド開催
午前中(10:00-12:30)を予定しています。
以下の日程で開催が予定されております。
◆開催予定
=予選会=
6月28日(土)関西ブロック(神戸ハイブリッド)
7月19日(土)関東ブロック(東京ハイブリッド)
10月 4日(土)東海ブロック(名古屋ハイブリッド)
10月12日(日)北海道ブロック(札幌ハイブリッド)
10月18日(土)九州沖縄ブロック(熊本ハイブリッド)
11月 1日(土)中国ブロック(下関ハイブリッド)
11月22日(土)東北ブロック(仙台ハイブリッド)
=全国大会=
2026年1月24日(土)全国大会(東京ハイブリッド)
※本年度、北陸ブロック、四国ブロックでのエネルギーシンポジウム開催はありません。
別途、選考会等が催される予定です。
【申し込みフォーム】
https://forms.gle/hWUbzNJovsATDqyN9