2025年5月号(QRコード・SNS用)
- 4月
- 15
25年 5月号
デジタル・トークライン
<CONTENTS>
1.[特集]:子供が動く「作業指示」大全
川村 護先生・塩谷直大先生
2.大成功の絵画工作指導
酒井臣吾先生
3.本誌掲載論文の関連カラー画像
利田勇樹先生・勇 和代先生・松島博昭先生・平田千晶先生・利田勇樹先生
菅野祐貴先生・小森栄治先生・五十嵐貴弘先生・荒川拓之先生・鈴木恭子先生
村上 諒先生・板倉弘幸先生・師尾喜代子先生・美崎眞弓・青山実香先生
4.トークライン本誌PDFデータ
5.向山洋一の言葉から学ぶ教育実践~「向山洋一映像全集」より~
6.谷編集長の5min.アンサー
7.高段者が答える「私が困っていることQ&A」デジタル版!
林 健広先生「 安心・安全な学校にするために 」
8.今月のサークル紹介動画
9.教育コミュニティコンテンツ
《2025年6月号のお知らせ》
2025年6月号のデジタルトークラインは2025年5月15日公開予定です!!!!
●データで確認! 本誌カラー資料&PDF●
1.[特集]:子供が動く「作業指示」大全
○教科別に作業指示を使いこなそう:
社会の授業で役立つ「作業指示」10
①資料を読み取る力を付ける作業指示
川村 護先生
本誌18、19ページの関連資料をカラーでご紹介します。
○「作業指示」で子供の活動が変化する:
単元のまとめで使える「作業指示5」
②この「作業指示」で子供たちが一生懸命に取り組む状態を生む
塩谷直大先生
本誌27ページの関連資料をカラーでご紹介します。
2.大成功の絵画工作指導
絵のテーマを創造する手立ての追求
酒井臣吾先生
本誌4、5ページ掲載の酒井臣吾先生の関連画像をカラー画像でご紹介します。
解説は本誌をご覧ください。
3.本誌掲載論文の関連カラー画像
写真で解説!一目でわかる指導のコツ
子供が変わる! 授業が変わる! 超凄腕 板書術・ノート術
①子供の意見を引き出し、印象に残る板書
利田勇樹先生
本誌2、3ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介します。
●国算 現在進行形の教科書単元 すぐに追試できる開始15分間の発問
②初めての「ひき算の筆算」
≪2年算数≫ 勇 和代先生
本誌31ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介します。
●国算 現在進行形の教科書単元 すぐに追試できる開始15分間の発問
③わり算は、かけ算九九を使って求めることができる
≪3年算数≫ 松島博昭先生
本誌33ページ掲載の関連画像をご紹介します。
●国算 現在進行形の教科書単元 すぐに追試できる開始15分間の発問
④わり算の筆算突破のポイントは「3つの視覚化」と「手順の一貫化」
≪4年算数≫ 平田千晶先生
本誌35ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介、また、関連資料をダウンロードできます。
資料の使い方は本誌35ページをご参照ください!
↓ダウンロード(pdfファイル)こちらから↓
TL5月号デジタルトークライン用(4年算数平田資料)(pdf)
●国算 現在進行形の教科書単元 すぐに追試できる開始15分間の発問
⑤書き込み×表でひらめく! 比例の仕組みを発見
≪5年算数≫ 利田勇樹先生
本誌37ページ掲載の関連画像をご紹介します。
●国算 現在進行形の教科書単元 すぐに追試できる開始15分間の発問
⑦教科書の見方を身に付けさせる「文字と式」の学習
≪6年算数≫ 菅野祐貴先生
本誌39ページ掲載の関連画像をご紹介します。
「基礎・基本の授業例」と「主体的・対話的で深い学びの授業例」
⑧○基礎・基本
6年「食べ物の通り道や変化」の基礎・基本
○主体的・対話的で深い学び
6年「食べ物の通り道や変化」の主体的・対話的で深い学び
≪6年理科≫ 尾川智子先生
本誌40、41ページ掲載の関連画像をご紹介します。
QR画像
新学習指導要領対応 道徳・英語・オンラインの授業実践
学びを進化させるヒント 子供主体の探究とICT活用
⑨写真の読み取りからスタートする探究授業
五十嵐貴弘先生
本誌45ページ掲載の関連画像をご紹介します。
中学校でのTOSS実践
中学校の授業実践 理科
⑩授業外にも楽しく学ぶ「理科」
荒川拓之先生
本誌47ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介します。
特別支援教育 専門家の視点 &
全国で大人気“特別支援教育の指導システム”
福田恵美子先生に学ぶ作業療法
⑪原因を探り、子供の実態に合わせたサポートを目指す
鈴木恭子先生
本誌53ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介します。
授業が激変!TOSS指導法
働き方改革!教師が「やりがい」と向き合うために
仕事に役立つこのアプリ!時間短縮の仕事術
⑫なんでも図式化できる生成AINapkin
村上 諒先生
本誌57ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介します。
Napkinより(https://www.napkin.ai/)
授業技量向上の法則
向山洋一が学んだこの1冊!
授業力向上に役立つこの1冊
⑬教え方教室の原型をここから取り出す
板倉弘幸先生
本誌64ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介します。
人気ライター トークラインだけの裏話
となりの座席の女 発社長奮戦記
⑭研究所&騒人社教材ユースウエア オンラインセミナー・韓先生来日
師尾喜代子先生
本誌72ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介します。
人気ライター トークラインだけの裏話
向山洋一の日常から学ぶ仕事術
⑮向山先生からの教え
美崎眞弓
本誌73ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介します。
人気ライター トークラインだけの裏話
教師のfabulous school life
~学校生活を彩る文具・通勤スタイル・etc.~
⑯隙間時間を有効活用! スマホを使った教材研究法
青山実香先生
本誌74ページ掲載の関連画像をカラーでご紹介します。
4.トークライン本誌PDFデータ
本誌全ページのPDFデータがダウンロードできます。
2021年4月号からスマホで見やすいように1ページずつのレイアウトに変更しました!
(本誌と一部のフォントが異なります。
また、画像の解像度を低く設定しています。ご了承ください。)
閲覧・検索にどうぞご利用ください。(印刷はできません。)
こちらをクリックしてください
➡TL202505_web
●デジタル版だけの特典! 動画コンテンツ●
5.向山洋一の言葉から学ぶ教育実践
~「向山洋一映像全集」より~
映像から学ぶ「見取り」の速さとあたたかさ
映像全集第二巻「春」の映像から向山氏の「見取り」を学ぶ。
「春」の授業で、向山氏が次のように言う。
じゃあ一つできたら、見せにいらっしゃい
向山氏が、一人一人のノートに目を通していく「見取り」の場面である。
二五名分のノートを見終わるのに、向山氏はどれだけの時間を要したか。
一分五六秒である。
一人当たり約三秒程度である。
向山氏の目線は子供と同じ高さである。
表情・声はあたたかい。
列が途絶えたところで、向山氏は次のように言う。
来てない人いらっしゃい
一人の男の子が向山氏のもとに来る。
おそらく特別支援を要する子であろう。
向山氏の問いかけに男の子がうなずく。
「そういうのでいいんだよ」と、丁寧に意見を引き出していく。
向山氏の「スピード感ある見取り」と「丁寧な見取り」から、
全員の意見を引き出す対応を学ぶことができる。
出典:「向山洋一映像全集」第二巻「向山学級3年国語『春』」
【デジタルチーム:五十嵐貴弘】
本編全てを見たい!という方はコチラ→
お申し込み・お問い合わせ:TOSS教材HP
https://tosskyozai.com/?pid=
販売:株式会社教育技術研究所
製作:エンドレスポエトリー株式会社
6.谷編集長の5 min. アンサー
5月号のテーマは
『 「わざ言語」のかけ方について 』です。
こちらは「谷編集長の5min.アンサー」の音声配信です!
音声を聞くには、下の画像をクリックしてください。
7.高段者が答える「私が困っていることQ&A」デジタル版!(動画・音声)
本誌65ページとの連動企画!です。
5月号は林 健広先生
「 安心・安全な学校にするために 」です!
こちらは「TOSS教師に聞く!Q&A」音声配信です! 音声を聞くには、下の画像をクリックしてください。
8.今月のサークル紹介動画
共に学ぶ仲間がいる! だから学校が楽しくなる!
代表者:富樫僚一先生 執筆者:富樫僚一先生
サークル名:TOSS/Lightning
「例会に参加したときに感じたのは、
自分と同じ熱い気持ちを持った先生方がいるという心地よさです。」
サークルに参加するある先生の感想です。
サークルに集まる先生方との交流が、何よりも掛け替えのない時間だと感じます。
今から十年前にサークルを立ち上げて以来、たくさんの仲間と出会ってきました。
実践報告、模擬授業に加え、社会貢献活動や様々な企画を進めてきました。
これからも仲間と共に、学び続けるサークルを目指します
●教師の社会貢献活動を応援する! 教育コミュニティ●
9.教育コミュニティコンテンツ
①社会貢献活動への取り組み
地域と連携し発展する子ども観光大使
山口浩彦先生
本誌75ページの関連資料をカラーでご紹介します。
一 ふるさとに誇りをもてる子供たちは、教師が地域をつないでいくことで実現する。
子ども観光大使のアンケートを読むと、毎回次のような感想が書かれている。
「もっと栃木の魅力を発信していきたい」。
学んだことを発信したいという子供たちが増えている。
保護者からも次のような感想がほとんどである。
「今まで知らなかった栃木の魅力を詳しく勉強できて親子で楽しく参加することができました」
子供たちの発信の方法は、絵手紙づくり、動画、発表など様々である。
作成した絵手紙は、栃木県庁や東京スカイツリーの
「とちまるショップ」で掲示してもらっている。
行政と連携しえることができた。地域の皆さんの力を借りながら、
栃木の子ども観光大使は大きくなってきた。
栃木県の子ども観光大使は、一一年間で七〇〇名を超える認定を行ってきた。
認定する会場は、栃木県庁昭和館の正庁である。
昭和館は、歴史のある建造物で、普段は、外からしか見学できない。
そうした場所で、認定証授与式を行ってきた。
これも県と連携しながら、「未来の栃木を担う子供たちのために」ということで実施してきた。
そこに参加する子供たちはどの子も誇らしげで、栃木の良さを更に紹介したいと意欲的になる。
昨年から、子供たちの発表をメインに式典を行うようにした。
餃子、佐野ラーメン、栃木のいちごなど、学んだことを発表している。
発表した子供たちは、その後、NHKの「天才てれびくん」に出演し、
テレビを通して、栃木の良さを発信していた。
私は、県だけでなく栃木市でも子ども観光大使を運営している。
認定証授与式では、毎年、市長が参加し、子供たちに直接認定証を授与して頂いている。
市議会の議場や市内の有名な神社での式典は、とても心に残るイベントになっている。
こうした場所での開催も、様々な発信も、地域の皆さんの協力でできている。
子供たちのためにと力を貸していただける。
これは、地域を結ぶ教師だからこそできることである。
「学校をまんなかにした教育」は教師が動くことでつながっていく。
②第一回五色百人一首全国大会
柳田俊樹先生
一 シンプルを心がけた全国大会のシステム作り
「できるだけシンプルにしましょう。」(文責:柳田)
五色全てで試合をすること
大会運営会議で何度も渡辺喜男先生が伝えてくれた言葉だ。
この方針に全国大会の成功が凝縮されている。
2025年2月16日。
幾度のプレ大会を経て第一回五色百人一首全国大会が滋賀県大津市で行われた。
北は新潟県。南は高知県から、155名もの児童が参加した。
今回は、そんな全国大会について紹介する。
(1)初めてのプレ全国大会
五色百人一首の初めてのプレ全国大会は、京都で行われた。
2012年1月22日。関東大震災で被災した児童を無料で招待した。
全国の先生には各地のお礼新聞とメッセージ動画をいただいた。
そんなプレ大会から神奈川大会、滋賀大会を経て、13年後、今回の大会がある
(2)部門分けをしない
滋賀県での全国大会は2度目である。
2022年に開催した時にはトイレの渋滞や会場の分散化による連携不足、
対戦以外のイベントもあり、終了時刻を超えてしまうなど、反省点がたくさん出た。
この経験より、翌年に大会を開くのではなく、
準備期間を2年設定することを五色百人一首協会の会議で決定した。
各都道府県で行われる大会では、
青・桃・黄・緑・橙の部門に別れて開催されることが多い。
しかし、今回の全国大会では、予選から全ての色での対戦を行った。
そうすることで全ての児童が一つの優勝を目指して取り組むことになる。
学年による分け方もしなかった。低学年の児童には、
「全国のお兄さん、お姉さんはすごい」
と感じる機会となった。
(3)すっきりとした開会式
本大会の開会式の内容は、
①開会宣言
②ルール説明
③諸注意
以上である。
事務局長挨拶なし。来賓の挨拶もなしである。シンプルだ。
話す項目が増えるごとに時間は過ぎていく。全国からの参加。
日曜日に開催したこともあり、帰りの時間を考えなければならない。
時間を守る意識が凝縮された開会式となった。
(4)読み方の統一
今後も続く全国大会。そのために読み方の統一が必要だった。
例として、橙札には、「あふことの たえてしなくば 〜」という中納言朝忠の歌がある。
「おう」に統一する
この札の「あふ」の読み方を全国の先生にアンケートをすると
「あふ」「あう」「おお」「おう」と、様々な読み方をしている実態が見えてきた。
それを五色百人一首協会として、統一することとした。
今後の大会に向けて、大会運営だけでなく、競技のルール、読み方までさらに洗練されていく。
私もその一端を担っていきたい。